スポンサードリンク

手紙を書いてみよう!

今はメールやSNSで簡単に人とメッセージのやり取りができてしまう時代。手紙を書くことも少なくなりました。しかし、誰かにお世話になった時や贈り物を受け取った時、お見舞いやお悔やみの言葉を伝えたい時など、日々の生活の中で手紙を書くことってありますよね。ただ、いざ手紙を書くとなるとどのように書いていいのかわからなく、気が付けば時間だけが経っていた・・・なんてことも。そんな悩めるあなたに、手紙の書き方のポイントを教えちゃいます!

葉書や便箋、封筒選びも心をこめて

目上の方への手紙、改まった内容の手紙は便箋と封筒で丁寧に

手紙を書くと決めたら、早速便箋や封筒、葉書を選びましょう。まず葉書で手紙を送るか封書で手紙を送るかで迷いますよね。どちらで送ればいいのでしょうか。

基本的に手紙などの封書は「正式」、ハガキは「略式」という位置づけがなされています。

引用:知っておきたい日常のマナー

上の引用にある通り、葉書は「略式」の手紙とされているので、上司や先生など目上の方への手紙や改まった内容の手紙には向きません。ただ、お中元やお歳暮、ちょっとした贈り物をいただいた時のお礼状を書く時、近況報告の手紙を書く時などには葉書が活躍します。

目上の方への手紙、改まった内容の手紙には白無地に縦書きの便箋、封筒も白無地のものを

次に迷ってしまうのが、便箋や封筒選び。文房具売り場には色々な種類の便箋、封筒があって目移りしてしまいますよね。でも大丈夫。

目上の方や改まった手紙は、白無地に縦書きが原則です。文字の乱れるのが心配な時には、縦に罫線の入ったものを使っても構いません。

引用:手紙の書き方

目上の方に送る手紙や改まった内容の手紙の場合、つまり、ものすごく丁寧に手紙を書きたい、または書かなければならない、という場合には白い無地の縦書きの便箋を選べば良いのです。封筒も白い無地のものを選びましょう。

封筒に関しても、茶封筒は改まった手紙には通常使用しません。改まった手紙を書く際は、カラーのものや模様の入ったものは避け、白無地を使用します。

引用:手紙の書き方大事典

白無地の封筒にも一重と二重のものがあります。インターネットサイトを調べてみると、下の引用のように目上の方への手紙や改まった内容の手紙には二重封筒を使った方が良い、その方が間違いないと書いてあるサイトがありました。そのため、迷った場合には二重封筒を使った方が無難かもしれません。

封筒は改まった場合や目上の人には、二重封筒や少し厚めの白無地の封筒を使えば間違いありません。

引用:マナー辞典

もうひとつ、封筒を選ぶ時に気をつけたいのが、弔事の場合。必ず一重の封筒を使うようにします。二重の封筒が嫌われるのは、以下の引用にもある通り「不幸が重なる」ということを連想させるためです。

お悔やみの手紙などを書く場合、内側にもう1枚封筒が重なっているタイプの2重封筒は、「重なる」という意味を連想させるので避けるようにしましょう。

引用:知っておきたい日常のマナー

また、洋封筒を縦書きで使う場合には封じ目が普段と逆になるように宛名や裏書を書くようにしましょう。下の図のような向きで書いていきます。

1
引用:ZEBRA株式会社

普段と使う向きが逆になるので、郵便番号の枠が印刷されていない封筒を選ぶのもポイントです。

親しい人へ手紙を書く場合の封筒、便箋選びはもっと簡単です。相手のことを心に浮かべて相手の雰囲気に合うものや相手が喜びそうなデザインのものを選べば良いんです。よくわからない場合には季節に合ったデザインのものを選びましょう。例えば夏に手紙を書く場合なら、花火や金魚の柄の入ったものとか夏らしく涼しげで良いですよね。文房具売り場に行けば季節の便箋や封筒が並べられているので、きっとぴったりのものが見つかると思います。

拝啓、前略、敬具、草々ってどう使うの?

よく手紙の最初と最後に書かれている拝啓や前略、敬具や草々という言葉。よく聞くけれど、いざ手紙を書こうとすると、どれを使えば良いのか迷ってしまいます。そこでこれらの言葉をどう使い分ければいいのかまとめてみました。

頭語と結語は「拝啓→敬具」というように組み合わせが決まっている

「拝啓」とか「前略」といった言葉のことを頭語といいます。手紙の最初に書く、挨拶の言葉です。一方、後ろに来る「敬具」とか「草々」といった言葉のことを結語といいます。こちらは手紙の最後を締める挨拶の言葉。この頭語と結語ですが、仲良しの組み合わせが決まっているので、手紙の中ではちゃんとその組み合わせで使ってあげなければなりません。

だいたいの手紙には拝啓、敬具の組み合わせが使えます

一番よく使われる組み合わせは「拝啓」、「敬具」ですよね。「拝啓」とは、「謹んで申し上げます」という意味。「今から伝えたいことを伝えますよー。」といった感じでしょうか。
一方の「敬具」はというと、以下のような意味を持つそうです。

文末に応答する敬具とは、実は拝啓とおおよそ同じ意味なのです。
もちろん敬具は「結語」ですので、「つつしんで申し上げました」という意味になります。語源としては、「敬」は「心よりうやまう」、「具」は「伴う・述べる」という中国由来のものです。

引用:キャリアパーク!ビジネスマナー

他によく使われる頭語・結語の組み合わせとして挙げられるのが、とても丁寧な手紙を書きたい場合の、「謹啓」と「謹言」。また、女性ならば「謹んで申し上げます」と「かしこ」の組み合わせというのもあります。ひらがなが混じることによって柔らかい印象になりますね。

また、前文(時候の挨拶など)を省略する時に使われるのが「前略」と「草々」。女性ならば「前略ごめんください」「かしこ」という組み合わせも使えます。
他にも急用の手紙に使う「急啓」と「草々」、返事の手紙を書くときに使う「拝復」と「敬具」などがあります。

ただ、手紙を書く時、必ず頭語と結語が必要というわけではありません。例えば親しい友達に手紙を書くとき。頭語、結語をつけると堅苦しい印象になってしまうので、もしかするとあなたに距離を作られた!と友達がショックを受けてしまうかもしれません。また、以下の引用に挙げられている手紙の場合、頭語と結語は必要ありません。

丁寧な手紙においても、年賀状、寒中見舞い、暑中見舞いなどの季節の挨拶、お見舞い、弔事の手紙などに、頭語と結語は不要ですので注意しましょう。

引用:手紙の書き方大事典

手紙の最初と最後を飾る言葉を選ぼう

時候の挨拶は季節感を表し同時に相手の健康を気遣う言葉

手紙の書き始めの部分にはよく、季節を表す言葉の入った挨拶文が書かれていますよね。この挨拶文のことを時候の挨拶といいます。時候の挨拶は、季節感やそれに対する自分の心情を相手に伝えることのできる言葉。また、時候の挨拶に「いかがお過ごしでしょうか。」のような言葉を続けることで、相手の健康などへの気遣いを表すこともできます。

ではどんな時候の挨拶を書けば良いのでしょうか。これが難しいですよね。6月を例に考えてみましょう。1つ方法として挙げられるのは、「入梅の候」「向暑の候」などの定型文を使ってしまうこと。手紙の書き方の本やインターネットサイトで最初に紹介されていることの多い言葉たちです。しかし堅い印象を与えるものが多いのが特徴です。

もう少し柔らかい表現のものが良いという方におすすめしたいのが、本やインターネットに載っている文章を借りてくること。例えば以下のようなものが挙げられます。本やインターネットサイトには、少し堅めの文章からくだけた感じのものまで様々載っているので、自分や相手にあった文章を選ぶことができます。

暑さが日ごとに増してまいりましたが、いかがお過ごしですか。
紫陽花が大輪の花を咲かせる頃となりましたが、いかがお過ごしですか。

参照:時候の挨拶/季節の挨拶/挨拶文/季語-書き出しと結び[2016版]

そして最後、とっておきの方法は自分で作ること。仮にあまり上手じゃなかったとしても、きっと書いた人らしさが伝わる素敵な手紙になると思います。

ただ、手紙の内容によっては、時候の挨拶を書く必要がない、または書かない方が良い場合もあります。例えばお詫びの手紙やお見舞いの手紙などです。

お詫びの手紙では、申し 訳ないという気持ちを伝えることが最大の目的です。時候のあいさつは書かずに、単刀直入に本題に入りましょう。また、お見舞いの手紙では、相手の体調を気遣う気持ちを伝えることが大切です。容態や被害の状況に応じて時候のあいさつは省きましょう。

引用:手紙の書き方

手紙の内容や相手の状況に応じて時候の挨拶を入れるか入れないか考えるようにしましょう。

結びの文には相手の健康や幸福を祈る気持ちを込めることが多い

また、手紙の最後に結びの文を書くことも忘れないようにしましょう。よく見かけるのは「時節柄、どうぞご自愛くださいませ」「○○の折、くれぐれもご自愛ください」といった相手の健康を気遣う言葉。最後まで相手への思いやりや気遣いを持って手紙を書くことで手紙の印象が良くなり、気持ちが伝わりやすくなります。
とはいえ、それ以外にも今後の付き合いや指導をお願いする言葉で結ぶ場合、乱文や乱筆を詫びる言葉で結ぶ場合、返信を求める言葉で結ぶ場合など、結びの文には様々なバリエーションがあります。

大切なのは自分の思いを自分の言葉で伝えること

文例に頼りすぎず、多少拙くても自分の言葉で思いを綴ることが大切

最後に手紙の主文について説明しようと思います。主文とは、贈り物に対するお礼状なら、贈り物へのお礼を述べている部分、つまり手紙のメインとなる部分のことをいいます。この部分についても本やインターネットサイトでは、場面ごとに様々な文例が紹介されています。したがって、これらを参考にするのも良いかと思います。しかし、文例や形式にこだわりすぎて文章が堅くなりすぎたり、自分らしさを伝えられなかったりするのはもったいないことだと思います。

私は以前、手紙の形式や丁寧な言葉を使うことにこだわりすぎたせいか、手紙から心が伝わってこないと人から注意されたことがあります。「あまり堅くなりすぎず、自分の言葉で素直に手紙を書くことも大切なんだなあ」とその時思い、今でも手紙を書くときにはなるべく自分の言葉を使うよう心がけています。

葉書、便箋、一筆箋への手紙の書き方

葉書や便箋、一筆箋に手紙を書くときの書式については以下の図を参考にしてみてください。

便箋の場合

2
引用:年賀状・暑中見舞いドットコム

葉書の場合

3
引用:お礼状の例文・文例集【はがき・手紙に今すぐ使える!】

一筆箋の場合

一筆箋に手紙を書く場合には引用した図にも書かれている通り、頭語・結語は必ずしも必要ではありません。また、形式についてもこれといった決まりはないそうです。

4
引用:日経ウーマンオンライン

文中に相手の名前や会社名がある場合は真中より上に来るよう調整を

注意したいのは文中に相手の名前や会社名が出てくる場合。行の真ん中より上になるよう調整しながら手紙を書くようにしましょう。

手紙を出そう!

手紙を出すタイミングは?

お礼状はその日のうちに出すか最低でも2,3日以内には出そう

手紙は、手紙を書く必要が生じてからできる限り早く書くのがポイントです。例えば自分が誰かに贈り物を送った場合について考えてみましょう。送ってすぐにお礼のお手紙が来れば、「贈り物を喜んでもらえたんだな」と安心するし、「喜んでもらえて良かった」と嬉しい気持ちにもなりますよね。人にお世話になった場合や親切を受けた場合にも同じようなことが言えます。そのため、お礼状はその日のうちか2~3日以内に出すのが良いでしょう。
また、お祝いの手紙は祝い事を知ったらすぐに、お見舞いの手紙、お悔やみの手紙は報せを受け取ったらすぐに書いて送るよう心がけましょう。

手紙の折り方と封筒へのしまいかた

相手が読みやすいようできるだけ折り目を少なくするのがポイント

便箋を封筒にしまう方法にも実は方法があります。ポイントは上にも書いた通り、相手が読みやすいように折り目を少なくすること。便箋がちゃんと封筒におさまるのであれば三つ折りをおすすめします。

和封筒(三つ折り)の場合

5
引用:お祝いメッセージの書き方

まず、手紙の書きはじめが右上に来るように手紙を置きます(図の赤い星は手紙の書きはじめを表したものです)。次に下から上に向かって3分の1便箋を折ります。最後に上からかぶせるように3分の1便箋を折って出来上がりです。封筒に便箋を入れる時には、手紙の書きはじめが封筒の上部にくるように、封筒の裏側から見たときに右側にくるようにします。

和封筒(四つ折り)の場合

6
引用:お祝いメッセージの書き方

宛名書きはバランスが大事

相手の名前は封筒の中央に住所より大きい字で書く

宛名書きも手紙の一部です。宛名が丁寧に書かれている手紙の方が受け取った相手も気持ちが良いですよね。適当に書かず、一文字一文字心をこめて丁寧に書きましょう。宛名書きのポイントは主に、名前を中央に大きめの字(住所よりも大きい文字で!)で書くこと、住所は2行以内でバランス良く書き、あまり端に書きすぎないことです。宛名書きについては別ページで詳しく説明しているので、そちらも参考にしてみてください。

縦書き封筒の場合

7
引用:何年経っても記憶とカタチに残る手紙

横書き封筒の場合

8
引用:ケイジェンド・プロダクツ

葉書の場合

9
引用:きれいな字が書ける書とペン習字の部屋

切手選びにもこだわりをもって

季節感やその人の好みに合わせた切手を選んでみましょう

最後に切手選びについて書きたいと思います。切手には慶事用、弔事用の切手を使う場面以外、どんな切手を貼るべきかなどの決まりはあまりありません。でも、季節に合った切手や好きな絵や風景が描かれた切手が貼ってあると、手紙を受け取ったときにより一層の嬉しさを感じますよね。また、手紙を送る相手の顔を思い浮かべながらどんな切手を貼ったら喜んでくれるだろうかと色々考えるのも手紙を書くときの楽しみのひとつです。せっかくの手紙を書く機会、切手選びも楽しんでみてはいかがでしょうか。

手紙やはがきを受け取ったとき、美しい切手が貼ってあると嬉しいですね。一般的には普通切手が最も多いので、わざわざ美しい切手を貼ってくれたその気持ちが嬉しいのです。

引用:All About 暮らし